為替レートは2国間の経済状態の比較で決まる
株式投資の場合、株価は企業業績や財務状態、市場での需給によって決まる。では、為替レートはどうやって決まるのだろう?
「長期的に見ると、為替は2国間の経済状態の比較で決まるといえます」
経済状態の目安となるのが、GDPや貿易額、景気、金利といった経済指標だ。そうした要因から為替の動きを予測する手法を「ファンダメンタルズ分析」と呼ぶ。
それに対し日々の値動きなど短期的な変動は、主に投資家の思惑によって決まってくる。
「投資家は毎日の経済指標やニュースを見て動ぐほかに、チャートの形から将来の値動きを予測して売買します」
このチャートから値動きを予測する手法が「テクニカル分析」だ。
基本的にはファンダメンタルズとテクニカルの両方を活用すべきだが、「FXでは特にテクニカル分析を重視すべきだ」
外貨預金ならフ'ンダメンタルズ分析でもいいですが、レバーヅジをかけるFXでは具体的にどのタイミングで売買するかの目安が必要。それを教えてくれるのがテクニカル分析です」
重要な経済指標が発表されたときはテクニカルを無視して急激に動くことがあるので要注言だが、FXではテクニカル分析こそが、勝敗を分けることになるのだ。
複数の時間のチャートを見てトレンドをつかめ!
FXの王道は順張りトレード
大きなトレンドの方向に動く小さなトレンドにのれ!
為替の値動きは「上昇トレント」「揉み合い」「下降トレント」の3種類に大別でき、トレントが発生しているときは、そのトレンドの方向にトレードすることで利益が出やすくなる。
「FXではトレントに乗る順張りのトレードが基本です。つまり、上昇トレントなら買い、下降トレントなら売り。下降トレントのときに『そろそろ値上が昧するのでは』と、トレンドに逆らったトレードをしていては、なかなか勝つことはできません」
トレントを見極めるために、為替テクニカル分析をするのだが、ここで注意しなければならないのは、チャートの期間によってトレントの見え方が異なることだ。左のチャートのように、日足では上昇トレントから揉み合いに入っているが、その中の一部を1時間足で切―取ると揉み合い後に上昇、さらにその中の一部を5分足で見てみると下降トレントが発生している。
「どのチャートを見て取引するかは、その人の投資スタイルによります。例えば、仕事が忙しくて1日5分しかチャートを見られない人は、日足や週足を見ながらの中長期のトレードがいい。帰宅してから寝るまでの数時間トレードをする人は、5分足や1時間足を見ながらの短期トレードもできる。どれくらいの期間でトレードをするかによって、見るべきチャートが変わるのです」
ただし、短期トレードだからといって、日足などの長期間のトレントを植{視してはいけない。「例えば、日足で下降トレントなら、5分足では上昇トレントでも買うのは慎重に。むしろ、上昇トレントから下降トレントに移るところで戻吟売4を狙うよケな広い視野が必要です」大きなトレントと小さなトレントの両方を意識して、順張りトレードを心がけよう。
FX初心者の方でもテクニカルポイントの発生を簡単に把握できる。FX売買シグナルが便利です。
外国為替市場(FX)の東京市場では円売りが優勢。ドル/円は3月11日に東日本大震災発生後につけた高値である83円28銭を更新。クロス円はドル/円の上げに連れ高となり、上げ幅が拡大した。日本時間8時50分に日銀が発表した1-3月期の短観によると、大企業製造業業況判断が6ポイントで、前回(5ポイント)より改善したが、他の項目もまちまちな結果であったことから市場の反応は限定的。ドル/円は83円35銭近辺で揉み合いとなった。仲値公示にかけて本日が今期最初の営業日であることから機関投資家等からの外貨買い・円売り注文が入ったことを背景に、ドル/円、クロス円の上げ幅が拡大した。日本時間10時に発表された中国3月PMI製造業が53.4で予想(54.0)を下回ったが、中国と経済的に繋がりの深い豪ドルは対円で下げ渋った。中盤に入りドル/円、クロス円の上げ幅は総じて拡大。ドル/円は83円73銭、ユーロ/円は118円64銭、豪ドル/円は86円70銭まで上昇した。この後、米3月雇用統計の発表が予定されていることから利益確定の売り等が入り、ドル/円、クロス円は小幅反落。